告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2015-04-19 [Sun]
▼ 子供用おもちゃのリアクション
ベネッセのこどもちゃれんじの教材として、コンピュータと称する何かが届いたわけですよ。かなり前だけど。
それ自体は別にコンピュータでもなんでもなく、ノートPCっぽい筐体に、ボタンがいくつかついていて、押して遊ぶゲームなんだけど。
で、ちょっと面白いことに気づきまして。
「象はどれかな?」
っていう問題が出ている時に、「あひる」のボタンを押すと、「違うよぉ」じゃなくて、「わぁ、アヒルが好きなんだ。僕は、象さんが好きだよ」と言う。
南央美の声で。
余談だが、南央美の声は、妙な色気があるよな。セクシーというのではなく、ひねり方が他にない個性というか。ルリルリの印象が強いが、ただの萌ボイスでないところが、ああこの人の声は声優としてあるべきだなあと思う。
さらに余談だが、その声が非常に生きているのが、ルリルリのボーカルCDで、あれはキャラソンアルバムの中でも秀逸な一枚ですね。
閑話休題。
要するにですな、相手のミスを指摘するのではなく、相手を否定しない、という反応をするわけです。このベネッセの付録。
それは分かるし、実際親が1歳2歳くらいの子供を相手していると、そういうリアクションをするんじゃないかと思う。
だが、マシンがそれでいいのか?
むしろマシンは、機械的に「違うよぉ」でいいんじゃないのか?
中途半端に賢い反応をしないほうがいいんじゃないのか?
いやいや、待て待て。
じゃあ、それなりの人工知能が積まれるようになり、それなりに賢い反応ができれば、それは許容されるのか?
それなりに賢くても、結局中途半端なことには変わりないんじゃないのか?
完璧な人工知能ならいいのか?
そもそも、人間のリアクションだって、中途半端じゃないか?
親として完璧なリアクションなんていうものは、概念のレベルでも存在しないんじゃないのか?
問題なのは、パターンが少ないことか?
そうなのか?
……などということを、延々と考えてしまったわけですわ。
結論はないです。