告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2015-10-23 [Fri]
▼ ITに精通した厚生労働省官僚の汚職事件について
ええと、ニュースを引用するのがいいのかしら。
「マイナンバー」システムで収賄容疑 厚労省室長補佐を逮捕へ
http://www.sankei.com/affairs/news/151013/afr1510130004-n1.html
この件については、色々外野からあてずっぽうなことを適当にわいわいやると、実に面白いネタだと思いますね。
容疑者である、中安一幸氏は、キャリア組ではありません。学歴も高卒です。にもかかわらず、室長補佐というポジションにいます。これは普通ではありえない出世です。まあ、その先はさすがにに気がするけど。
で、この中安氏というのが、厚生労働省きってのITに精通している官僚ということで、このポジションから外すことができず、更に、周囲も彼の業務や行動を把握しきれてなかったというんですな。室長補佐だと、まだ管理職じゃないでしょう。
管理職じゃないのに、管理されていない状態。素敵ですね。
民間のクソ企業なら、管理されているのに名ばかり管理職にさせられているというのに。
あと、特徴は風貌です。オールバックにサングラス、派手なシャツとジャケット。チンピラ丸出しです。素敵です。ファイティングスタイルなのでしょう。
容疑者のキャラだけで、ひとネタ作れそうなくらいなのに、いまいち盛り上がってませんね。
・収賄としてあげられたのが、現金100万円という小額であること。
・マイナンバーのシステムを担当していたということで一瞬話題になったが、逆に火消が走ったのだろうということ。
まあ実態のところは、現金100万どころじゃないズブズブがあったのでしょうけど、それ言い出したら、官僚の皆さん、ズブブなんじゃないの?大丈夫なの?ていうか、この人は、どうして100万円とか受け取っちゃったの?
そしてこのマイナンバー直前のタイミング。明かに刺されましたね。内部告発でしょう。本格運用が始まる前の段階なら、マイナンバーそのものへのダメージを最低限にしつつ、この担当者だけを刺せると思ったのでしょう。
官僚の皆さん、ご苦労さまです。
ま、実のところを申しまして、贈収賄の話とか、マイナンバーの話とかは個人的にはどうでもよくて。
この人が「省内きってのITに精通している官僚」とみなされて「周囲は誰も口出しできなかった」という点については、IT業界のまっただなかにいる立場からは、きちんと検証して頂きたい。
「本当に精通していたのか」もし精通とはいえないレベルだとしたら、「周囲の官僚どもはどんだけアホなのか」
どういう風に攻めてもらうといいのかしらね。
それからおそらく今頃、ITコンサルを名乗るあやしいひとたちが、一生懸命厚生労働省に営業をかけているものと思われます。頑張っていただきたい。