告知など
カクヨムにて連載中。
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2010-09-01 [Wed]
▼ ピチレモン: full of the unstructured text
FreeBSD用FirefoxでEchofonが動かなくなった(OAuthへの切替えのせい)。他のtwitterクライアントいれてみたけれど、いまいちだな。うむー。
それはそうと、女子中学生向けのファッション雑誌、ピチレモンを買ってみた。あくまで資料。領収書ももらった。
中を開いてみたら、あまりにもびっくりしたので、つらつらと書いてみる。
まず文字が小さい。情報量が多い。そして、構造化がまったくなされていない。このため、どう読めばいいのか分からない。
女性向けファッション雑誌は、まだ理解の範疇だったが、ティーン向けは、本当にどこをどう読めばいいのか分からない。
そして情報量が無駄に多いくせに、重要度などの強調がなされておらず(いや、実は読者は分かる方法でなされているのかもしれないが)、たとえば表紙を見ても、雑誌のタイトルロゴがよくわからん。
そして、記事も、一見フラットで、どこからコーナーが始まり、どこで切り替わっているのかが明確ではない。
EPUBで雑誌を作るのは大変というのは散々言われていたことだが、僕の頭にあったのは、コンピュータ系の雑誌とか、アニメ雑誌とか、ファッション誌にしても成人女性向けのものだった。
ティーン向け雑誌はEPUBでは作れない。CSSでレイアウト頑張るどうの以前に、構造が把握できない。
いや、いや、読者である中学生たちは読解できているのだろう。
とすると、このあたりのデザインの方法論とか、読解のロジックは、どうやって発展してきたものだろうか。そして、それを心理学的に解析する研究をやっていたりする人はいないのだろうか。