告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2010-01-30 [Sat]
▼ Kindle Storeで小説を出版・Amazon DTP用のデータの作り方
全部のページを画像にすればKindleでも読めるぜと書いたわけですが、メモも兼ねてどうやってデータを作ればよいかを記録しておきましょう。
と言っても、ほとんどの人には役立たないと思うけれど。
僕は小説を書く時も同人誌を版組するときも、TeXで作ってます。
ですので、まずA5の本の体裁でスタイルを設定して、PSファイルを作ります。12ptにしておいたほうが良いでしょう。
dvips -p2 -t a5 main-kindle
そしてTIFFに変換します。
gs -quiet -dBATCH -r300 -dNOPAUSE -sPAPERSIZE=a5 -sOutputFile=main-kindle.tiff -sDEVICE=tiffg4 main-kindle.ps
出来たTIFFをPDFに変換するか、1ページごとに分解します。PDFに変換する方法は、コンバータの種類によってはAmazon DTP側で正しく処理してくれない(横になって1ページが2つに分割されてしまう)ので、TIFF+HTMLに変換するほうが楽だと思います。
mkdir tmp
tiffsplit ../main-kindle.tiff
でもって、index.htmlを作成します。例えば以下のようなスクリプトで。
#!/bin/csh
cat > index.html <<EOF
<HTML><BODY>
EOF
foreach f (*.tif)
echo "<img src='$f'/>" >> index.html
echo "<mbp:pagebreak />" >> index.html
end
cat >> index.html <<EOF
</BODY></HTML>
EOF
できあがったファイルをzipでまとめます。
zip ../up.zip *.tif *.html
できたup.zipをAmazon DTPにアップロードし、previewで見えるかどうか確認します。