告知など


2010-05-17 [Mon]

フラット化問題のもにょもにょ

引続き、とりとめもなく。

クリエータと消費者が直接つながって云々ってのは、ネットワーク屋でなくても多くの人は考えていたことなわけだ。しかし、それを技術の話抜きで「これまでがこうで今こうなっているから、今後もこうなっていくのだ」とか語られると、なんかもにょる。

というのが、昨今の電子書籍やコンテンツ関係の周辺部の動きの気持ち悪さなのかもしれない。

たとえば、今後こういう技術が出てくるから、今後こういう技術を作るべきだ。

たとえば、過去に作って広まったアレは本当に良かったのだろうかという反省(まあ、反省しても意味のないことばかりなんだけど)。

そういうの抜きに未来を語るのは、どうも落ち着かないのですな。

「今の方向で進もうぜ」って言って動こうとしない人の尻を叩くのは大事なんだけど、本当のところ僕たちは何をするべきなのだろうっていう「あるべき論」を技術側視点で持っていないと、自信持ってコンテンツを作ることもできなくなってしまうような気がする。

まあ、そういうことを感じてしまうのは、自分が若干特殊な性癖だからなのかもしれないけれど。

真・クラウドOS

トラップを全部クラウドに投げるのはどうか、などと考えてみたが、さすがにやりすぎなので(タイマ割り込みとかどうするのよ)、システムコールを全部クラウドに投げるとどうなるか、くらいは考えてみてもいいかもしれないと思い至った。

ええと、なんだろう。マイクロカーネルのメッセージパッシングでパスする先がクラウドみたいな?なんか違うか。

そもそもbootはどうするのよと考え、/sbin/initをどこから読むのか考えだすと面倒だな。

systraceでhookするか、一番安直なのはLD_PRELOADでシステムコールをwrapした関数を作ることだけれど、その辺の実装は、「何を検証したいのか」というデザインに関わる。

で、そもそも何をしたいのかが、自分でもよくわからない。

それに、こんなことは、誰かが既にやっていそうだ。


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