告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2015-05-06 [Wed]
▼ アンパンマンとドラえもん
今月4歳になる息子は、アンパンマンとドラえもんがお気に入りでして。YouTubeで動画ばっかりみています(それがどうかというツッコミは、とりあえず保留な)。
最近、腕をぐるぐる回してからぱーんちをするようになり、これはもしや……!と思ったら、案の定、「あんぱーんち」みたいです。従兄弟と遊んでいて、自分の思い通りにならない時に、一生懸命ぐるぐるぱーんちを繰り替えしていたので、ちょっと滑稽で笑ってしまいそうになったけれど、説教。本人、多分、何が悪いのか分かってない。
まあな。
で、考えたわけですわ。
あんぱんちは、原作者であるやなせたかし先生のエッセンスではないわけですよ(バイキンバンは一応やなせたかしが作ったキャラではある)。テレビアニメで導入された設定。ていうか、テレビアニメも初期はパンチしていなかったような記憶があるんだけれどなあ。
一方で、ドラえもんを見てみると、テレビアニメになっても原作者のエッセンスはそのまま残っている。細かなことを言うと、最近の作品を見てみると、原作から現代版にアレンジされている箇所が「そこを変えたらF先生のエッセンスが消えるでしょ」と言いたくなる点はあるんだけど。あと、今の声優陣だとどうもドラえもんが上から目線な喋り方に聞こえるんですよね。大山のぶ代のドラえもんは、未来からやってきたくせにのび太と対等にやりあっているというマヌケさがあった。ただ、交代直前の大山のぶ代の喋り方は、優しくなりすぎて、まるでのび太の母親のようになっていたので、難しいなと思ってはいるわけですが。
熱くなりました。
何が言いたいかというと、原作者のエッセンスをどれだけ残せるか、という、原作の強さというのは、絵本と漫画というメディアの違いなのか、それとも別の要因があるのか、ということです。
やなせたかし先生はアンパンマンに対する自説を発言してはいるんだけれど、多分原作の情報量が少ないので、それが反映されていないと思う。
この問題、親としてどう考えるかってのと同時に、作り手としてどう考えるか、ってのがあるな、と思った次第。
とりあえず、F先生のオリジナルエッセンスを吸収するためには、原作揃えておくかね。まだ漫画読めないけど。