告知など
- 「勇者彼女がトイレから出てきません。」
- 彼女がうちのアパートに来たかと思ったらトイレに入って出てこなくて、 何をしているかというと、異世界で勇者をしている話。
- 「ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
- そろそろ子育てエッセイなどというものを書いてみようかと思った次第。
- 「小説生成システム開発計画 - プロジェクトNUE」
- 計算機に小説、いや、使い物になる文章を作らせてみようという試みを、 勉強しながらやってます。
2016-08-24 [Wed]
▼ 文章が書けない。
うん、書けないんだな。最近。いや、しばらく、ずっと。
このところ少しだけ元気になっていて、考え事をしながら頭の中で文章を作り出すことはできるようになったけれど、それをテキストとして書き起こすきっかけを作れない。
その少し前までは、文章を作り出すことができなかった。しりゃ仕事で文章を書くことはあるので、絞り出せば出せるくらいの腕はあるが、そもそも文章、言葉、語り、そういったものは、僕にとって自然と脳内から湧いて出るものだったので、ある日ふと、あれ「語り」が出てこないなと気づいた時、非常な危機を感じた。
ブログが止まっているのも、外向けの執筆活動がほとんどないのも、半分はそのためだ。
テキストを生み出すのに、そのための時間を捻出する必要なんかなかった。
気がつけば書いていた。
僕にとってはプログラムのテキストも、同じようにさらりと内側から出てくるものだった。内側から自然と出てきた上で、それを推敲しチューンナップする。そういうことをやっていた。
言葉もコードも出てこなくなったある時期、僕はどうしていいのか分からず、それも必死にそれらをひねり出していた。
今はちょっとまし。
言葉もコードも、それなりに出てくるようになった。しかしそれを形にする時間を作り出すのに苦労している。
本当は、そんなに苦労するほど時間がない生活を送っているわけではないんじゃないかという気もしている。
単に頭の中のとっちらかりかたが落ち着かず、時間の利用効率が落ちているだけなんじゃないかとも。
そうかもしれない。
そうでないかもしれない。
ただ、僕がまだ完全にあきらめていない理由は、もし何かの理由でからっぽになることができて、目の前にまっさらな空間が広がるようなチャンスが巡ってきたら、再び動き出せる予感は自分の中で死んでいないからだ。
何かが、まだある。残っているという表現ではなく、空っぽになったらなったで、次を探しに行こうという意欲が、まだ枯れていない。
だから僕は、もう少しだけ、もがき苦しむ日々を続けようと思う。