告知など


2010-03-24 [Wed]

Android開発環境

えっと、まず、UbuntuにEclipseとJDKを入れて、Android SDKをいれて、Eclipse用のADTを入れて、一通りの開発環境をそろえました。新規プロジェクトを作成するだけでできるHello Worldをbuildしてエミュレータで実行させてみました。NetbookでEclipseを使ったりエミュレータを動かすのは、辛かったです。

仕方がないので、調べたところ、FreeBSDでも環境構築ができるっぽい。

まず、Android SDKはBSDroid.orgにコンパイル済みのがあります。ただ、FreeBSD 8.0でコンパイルされているので、shared libraryなどに注意。

そしてこれを実行するには、以下の注意が必要です。

・androidコマンドのguiを実行するには、/usr/ports/x11-toolkit/swt/をインストールし、環境変数ANDROID_SWTにswt.jarのあるディレクトリである/usr/local/share/java/classes/を代入すること。

・emulatorを動かすには、環境変数ANDROID_SDK_ROOTに、SDKを展開したディレクトリを設定すること。

Eclipseについては、/usr/ports/java/eclipseの他に、eclipse-{emf, gef, ocl, webtools}をインストールし(分からないけど不要なものもあるかも)、ヘルプ→ソフトウェア更新で「使用可能なソフトウェア」のタブを開き、「サイトの管理」をクリックすると、チェックの外れているサイトがずらっと出るので、これらに全部チェックを入れる。でもって、「サイトの追加」でhttps://dl-ssl.google.com/android/eclipse/を追加してADTをインストールする。という感じになります。

しかし、FreeBSDで新規プロジェクトを作成すると、ちゃんとbuildできないソースやらXMLやらができあがり、あれー?っという感じなのが現状です。

Covia SmartQ5のAndroid 2.0版ファーム

SmartQ5はAndroid 2.0版のファームに更新しました。ファームなんかはhttp://www.covia.jp/net/bbs/index.phpからどうぞ。ドキュメントなんかもここにあります。というか、ここのサポート掲示板などを読まないと、何もできません。

さて、ファームを更新したので、かなり見た目も変わり、Android Marketにもアクセスできるようになりましたが、やっぱり突っ込みどころは多いデバイスです。

まず、無線LANの接続が安定しません。繋がらない場合は、設定しなおすと繋がります。

タッチパネルの精度が悪いらしく、スクロール操作系がとてもやりにくいです。

全体的にもっさりしています。

スリープモードにしておくと、一晩でバッテリーが半分になります。

まあさ、開発用の評価ボードが2万円で買えると思えば、安いものじゃないか。

ただ、Androidの「戻る」というキー操作は、どうやらスタックされたActivityの一番上を閉じるということに対応すると考えるとしっくりするようなのだが、そういうアーキテクチャの部分をインタフェースで見えるような感じってどうなのかと思う。


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